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ハモリの概念が変わると、誰でもハモれる!

僕が定期的に指導をしている合唱団JOYは、月に2回集まってその時その時のテーマでレッスンをしています。

今回のテーマは、【ハモリの概念】について。

みんな、ハモリってどんなイメージがある?と聞くと…
「歌が上手い人がやるもの!」
「つられないように必死になるもの!」
「難しい!」
「主旋律のメロディーに寄り添うもの!」
「音楽の世界観が広がるもの!」

など、いろいろな意見を出してくれました。
声松メソッドのハモリの概念は、【ハモリ合う人たちとストーリーを紡ぐもの】です。

レッスン中、ピアノでとあるコードを弾きました。CM7(シーメジャーセブンス)というコード。
そして一人一人に、「この音の重なり、聞いていてどんな風に感じる?」と聞くと、

「なんか…森みたい!」
「わかる!木、みたいな感じ!」
「いや、なんとなく雨が降っているような…」
「風、って感じがする!」
「レストランって感じがする!」

と、同じ音を聞いているのに感じ方は本当に人それぞれ!このみんなのイメージをかけ合わせたものが、人とハモる時にストーリーを紡ぎます。

雨がしとしとと降っている森の中で、風が葉っぱを揺らしている下には洋食レストラン。

それが、この皆さんと音を重ねる時のストーリーです!とお話しすると、
「見える見える!景色が見える!」と子どもみたいにはしゃぐ方から、ニヤニヤしながら目を閉じている人まで反応も様々。よーしじゃあ早速ハモってみよう!ということで、3つのグループに分けてド、ミ、ソを出し合いました。

ここで普通の指導と違うのは、「あなたが担当しているその音は、自分のどんな感情と一致していますか?」と聞きます。「凪!って感じ。」というドの人。「なんかちょっと不安…」というミの人。「いえーい!って感じ!」というソの人。そうなんです。私たちは、日頃自分の気持ちを表す時に声の高さや大きさを自然と変えているので、

”正しい音を出す”のではなく、”心の音を出す”ことに集中すると、すぐにハモれるのです。

そして、自分のパート以外の人の音が、自分の中にもある音を代弁してくれているという意識を持つと、他の人の音をしっかりと聞きながら、自分の音を出せるようになっちゃう。そしてお互いに、「みんなで一つなんだね」という気持ちで歌うことができます。

つられちゃうのは、単に耳が良いから他の音を聴きすぎちゃうだけだし、人に合わせてあげられる優しさを持っている人。そこに「私の想い」が入り、「心を重ねている」と思うと、つられない上に音に芯が入ります。

見事、2時間でみんながハモりの楽しさを知ってくれました。感想をご紹介しますね!

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