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ライブを控えている場合のレッスンは、普段と全然違います。

ありがたいことに、声松メソッドを体験してくれたほとんど全ての方が「ライブしたい!」と言ってくれます。
一般的な会社員の方、主婦の方も含めて、これまでステージに立って歌を歌うなんて考えたこともないという方が、

自分を表現することの楽しさ
その歌で誰かが感動してくれる喜び

を知ってもらいたいというのもメソッドの中でやっている僕としては、とても嬉しいことです。

ところが、ライブの前というのは、普段のレッスンでやっている内容とは大きく異なります。
徹底的に”自分の音”を出してもらいたくて、歌う前から「はい、違います。やり直し。」
と演奏を止めさせてもらうことも多々。

「まだ一声も出してないのになんで!?」と聞かれますが、これからどんな音を出そうとしているかは、耳を(心を)澄ましているのでわかってしまうのです。

「だって今、◯◯に意識を向けていましたよね?その音じゃないです。」と言うと、
「なんでわかるの!?」と驚いてくださるんですが、なんでわかるのかは「聞こえているから」としか答えようがないのです…詳しく説明できないこと、いつも申し訳なく思っています。

ただ、これは多分僕の特殊能力なのではなく、例えば僕の仲間たちとリハーサルをする時なんかも、自然とそういう会話になるんですよね。ボイストレーナーの大半は、受講してくださっている方がこれからどういう声を出そうとしているか、わかると思いますよ。僕の場合、そこにとても敏感なのだとは思います。

昨日のレッスンも、まさにそういう感じでした。一度出した音は、「やっぱ今の無しで」とはできません。
LINEの送信キャンセルのようにできたら違うんでしょうけども、音楽はそういうわけにいかないんです。

なので、その緊張感をいつも持っている僕としては、LINEの送信キャンセルも使わないことを心がけています。一度発したものが相手に伝わることに対してシビアに考えているので、LINEですら音楽として捉えるイメージです。

さぁこれから本番だという方のレッスンが続きます。心して、取り掛かろうと思います。

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